今月6日に発生した、山形新幹線つばさ号が郡山駅を500mオーバーランしたトラブル。


読売新聞の記事によりますと、ブレーキをかけ始めてから約7㎞にわたって滑走が断続的に発生していたとのことです。

停止位置の6.5㎞手前でATCが作動していましたが、十分に減速せず、運転士が手動で非常ブレーキをかけていたそうです。


郡山駅付近のライブカメラの映像で、分岐器を高速で侵入する映像が捉えられていましたが、あの分岐器は制限速度80㎞/hのところ、当該車両は約145㎞/hで通過していたこともわかったようです。


ほんとによく脱線しなかったと思いますが、高速通過の衝撃で乗客一人が頸椎捻挫の怪我を負ったとのこと。



なお滑走の原因は未だ不明のままで、JR東日本は専門機関と協力して調査を進めるとしているようです。

現状の対策としては、つばさ単独運用でもE2系の回送列車を併結してブレーキ性能を向上させたり、通常よりも早めのブレーキでオーバーランを回避する対策をとっているようです。



E3系だから起きてしまったのか、それとも短編成だからなのか。

単純に雪だけが原因なのか、複合的要因があるのか。



応急的な対策は可能かもしれませんが、車両運用等に制限が出てしまいますし、次の冬が来る前には解明してほしいですね。
 

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今日午前7時半ごろ、郡山駅に停車しようとしていた山形新幹線つばさ121号が、停止位置を500mほどオーバーランするトラブルが発生しました。

TBS NEWSでつばさ121号が郡山駅に入線する映像が見れますが、かなり高速で分岐器に侵入している事が確認できます。


当時降っていた湿った雪が原因かと思われます。


つばさ単独だと滑走しやすいとかなんかで、単独のつばさにE2系10両の回送列車を併結して運行していたことがありましたが、今回オーバーランしたのは単独のつばさ。やはり滑走のリスクが高かったのでしょうか？


早く原因を究明して対策をしてほしいところですが、とにかく今回はオーバーランだけで済んで本当に良かったと思います。

分岐器で脱線するリスク、オーバーランにより本線上に復帰しちゃいましたので、つばさ121号が郡山で追い抜かれるかどうかまでしりませんが、場合によっては通過列車と衝突するリスクだってあったのではないでしょうか？


もちろん、ぶつからないような信号システムになっているのでしょうけど、つばさだって滑走してしまったわけですし、後続車だって可能性がないわけではないですからね。

とにかく死傷者が出るような事態にならなくて良かったです。


 

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