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6月という連休も何もない月のド平日でございますが、約1年ぶりに旅行に行ってまいりました。


私の旅行というものは大阪という地へ行くことが定番になっているんですが、今回はもう一か所定番にしたいと思っている場所があるのと、純粋に一度訪れてみたい場所、合計約3か所ありまして、本来ならどれかに絞ればいいものの、私の素晴らしいスケジューリングによって(?)全部詰め込みました。

中学も高校も、修学旅行の自由行動は、班員全員の行きたい所を限られた時間の中ですべて回るスケジュールを組んだ男、これぐらい容易いものです。


さて、今回の旅行のファーストランナーはこちら。

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東京22:00発→高松7:27着 寝台特急サンライズ瀬戸 285系

3年ぶりぐらいにサンライズに乗車しました。

サンライズ自体は今回で4回目の乗車だったんですが、いままで3回はすべてのびのび座席。しかし今の私は学生じゃないんです。それなりに稼ぐようになりました。
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というわけで、初シングルです。

いやー、いいですね個室って。決して広くはないものの、私に与えられたこの空間。

施錠できること、ベッドであること、これだけでも十分最高なんですが、個人的に一番最強なのがたばこ吸えるってこと。

今じゃどこも禁煙だってのに、この空間ではたばこ吸っても全然オッケーです。余裕かましてたばこ吸ってたら、ノックされて車掌の検札きて、なんとなく警察見つけた高校生の気分を思い出したんですが、もちろん何の問題もありません。

あ、もちろん喫煙なんでね。禁煙のシングルだったらだめだよ。


なんかたばこの話しかしてませんが、この快適空間でぐっすり眠ってたらあっという間に

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瀬戸大橋です。

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こうして4年ぶりに四国の地へやってきました。

ちなみにこの画像撮って5秒後にスマホがないことに気づき、慌てて自室に戻って掛布団に包まってた我がスマホを救出。お忘れ物には十分注意してください。


あとこの記事の冒頭で、素晴らしいスケジューリングがどうたらわけのわからんこと言ってましたが、この先ほぼ無計画です。

こことここ行って、たぶんここも回れるだろうってぐらいのざっくりした、とにかく乗る電車決まってねぇわ、そんなんだから泊まる場所も決めてねぇわの行き当たりばったり企画です。

とりあえずサンライズ降りた後の行く場所は決めてますが、行く手段を決めてなかったので、

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とりあえずうどんでも食ってゆっくり考えましょうか。つづく。


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高松では貫通顔の8000系がお出迎えしてくれました。初めて見た時にはこの顔に驚きましたが、2回目じゃびっくりしません。

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こちらが本来の顔と言いましょうか。同じ8000系です。長らくJR四国の顔とも言える車両でした。

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岡山からやってきたマリンライナー5000系。こちらもJR四国の顔か。

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時間はたっぷりありますので、とりあえず駅のうどん屋で朝飯。

えび天うどんをいただきました。3年前に高松に来たときは、ここでうどん食って、讃岐うどんを食したから四国満喫しただろぐらいの勢いでそのまま本州に戻りましたが、今回はもう少し満喫します。何なら駅じゃない讃岐うどんの店もちゃんと行きます。

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うどんを食い終わると、色違いの8000系がいました。

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どうやら台湾とのコラボですね。東武200系も台鉄とのコラボやってますね。最近の流行なんでしょうか。

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N2000系うずしお。徳島まで行って徳島ラーメンを食べるのもアリですが、今回は見送らせていただきました。

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こちらは普通の2000系しまんと。桂浜でも行ってやりたい所ですが、こちらも今回はパス。どちらかというと、桂浜はカブで訪れたいですね。


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なんかJR九州っぽい車両が来ました。

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こいつは「四国まんなか千年ものがたり」じゃないですか。早い話が観光用の車両。JR九州のA列車で行こうの四国Ver.的なものでしょう。どちらも種車はキハ185系です。

そんなこんなでようやく乗る列車の出発時間が来ました。
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高松8:33発→栗林8:41着 高徳線普通 1200形

高徳線の普通電車で栗林公園を目指します。

あっ、栗林公園の最寄り駅はJRだと栗林公園北口になります。栗林からだとちょっと歩きますのでご注意ください。


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自動改札?何それ?な、栗林駅に到着。別に間違えてきたわけじゃないんです。ただ、この辺が9時オープンということを知りましてね。結果として旅の資金をちょっと増やさせていただきました。



次回は汚れた心を日本庭園の美しい風景で癒します。






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汚れし我が心を清めるべく、美しき日本庭園にやってきました。

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ここは国指定の特別名勝、栗林公園です。


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過去にはわざわざ訪れる価値のある場所として、ミシュランで三ツ星を頂いた名園です。

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松の木が心を癒してきます。


心が満たされたあとは、胃袋も満たしたい所。ちょっとお昼には早いですが、そこそこお腹もすいてきました。

栗林公園からちょっと歩いたところにある名店がこちら。
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竹清。

水曜どうでしょうの藤村Dが推してたうどん屋さんです。


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半熟卵の天ぷらに、うどん2玉いただきました。絶品です。


このあと琴電の瓦町へ。

切符を買って、高松築港へ戻りたいんですが、どの自動改札機もICカード専用ではありませんか。切符のやつはどこ入ればええねんって思ってたら、
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そういえば切符白いのよね。磁気も糞も何もない、パンチで穴開けるタイプでした。このシステム生き残ってたのか。

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琴電と言えば元京急祭り。


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だと思っていたんですが、元名古屋の市営地下鉄までいるんですね。これは知りませんでした。

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長尾線の元京急1000形はなぜか琴平線と形式が異なるんですね。見た目はほぼ一緒です(そりゃ種車一緒だもんな)。

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瓦町11:53発→高松築港11:58着 琴電琴平線 1200形

そんなこんなで高松駅の方へ戻ってきました。

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快速サンポート松山行きが待ち構えています。これでのんびり旅行とかも好きな人はいいかもしれませんが、私青春18きっぱーじゃないので勘弁です。もうそんな長時間乗ってられません。

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なんかよくわかんねーのが止まっていました。なんかの企画列車なのでしょう。

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わかりにくいですが、車内にはロードバイクが。これ撮ったら回送列車は発車してしまいました。何か珍しいものが見れてちょっと得した気分です。

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N2000系と、絶対イメチェンしたよな?121系。いや、121系って呼ばなくなったのね、7200系。


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よくよく考えたら意味不明な案内。スペース的な問題あるからって、マリンってなんだよ。野球ファン的にはマリンって言ったら千葉だし、次のマリンって言ったら、完全に試合日程の話だよ。

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意味不明なクレームを入れつつ、正式愛称マリンライナーで本州へ・・・・・・戻りません。今回はもう一か所四国で行きたい場所があったのでそちらへ向かいます。

その場所は、
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高松から一番遠い四国の県庁所在地です。



つづく。

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高松12:50発→松山15:17着 予讃線 特急いしづち11号 8600系

初めて四国の特急に乗車です。

車内はと言いますと、
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ガラガラです。

まぁ、発車30分ぐらい前に撮ったんでね。高松出発の時点ではそこそこの乗車率でした。と言っても2両編成なんで、十数名ぐらいでしたが。


新型車両の快適な車内。とりあえず久しぶりの車中泊だったため、この辺で睡魔が来たこともあり、半分ぐらいは爆睡。



途中、今治に着いたときに思い出したんですが、ちょっと前のケンミンショーでやってた焼豚玉子飯って今治のソウルフードじゃないですか。ちょっと小腹すいてたし食べたかったなぁ。松山の名産で気軽に食べれそうなものって思いつかないしなぁ。

そんなこんなで終点の松山。
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JRの駅はすっごいしょぼい松山。

駅舎以上に驚いたのがこちら。
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これは2000系特急宇和海。さっき乗ってきたいしづち+しおかぜはこの列車に接続しているんですが、ホームの向かい側で接続とかじゃないんですね。

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おんなじホームで接続させるのね。うっかり併合しちゃいそうなこの位置関係。京急じゃないんだからさ。

ホーム代わりまして、普通列車も待機してます。

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なんかいい味出した1両の小さな気動車がいました。国鉄末期に四国用に製造したキハ32形です。

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留置線の方にはキハ52形もいます。こちらは同じ顔が北海道にいますね。

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アンパンマン塗装も待機中です。

JR四国とはここでお別れ。

この先は愛媛の私鉄、伊予鉄道に乗っていきます。

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松山駅前15:39発→大街道15:51着 伊予鉄道松山市内線5系統 モハ2100形

みかん色(?)の路面電車に揺られていきます。


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随分味のある車両とすれ違いました。モハ50形だそうです。1951年製みたいです。還暦越えちゃってるよ・・・。


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坊ちゃん列車ともすれ違いました。これでもう市内線は満足?


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とりあえず大街道で下車。

ここから普通に観光していこうと思います。

つづく。

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大街道からちょっと歩いてロープウェイ乗って、松山城到着。

ここまで来といて中には入りません。

だって最終のロープウェイの時間まであとちょっとだし、観覧時間もあとちょっとだったし、なんならこの時点でこの日の宿泊地広島を想定していたんで、さすがに時間無いの。

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松山市内を展望。晴れてればねぇとか言いたい所ですが、ここ最近の旅行中の天気考えたら、雨降ってないだけだいぶマシです。

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全く登ろうと思わないレベルの石垣。あんま関係ないですが、ちょうど同じ日に、同じ四国の丸亀城で芸人が石垣から落ちて骨折したようで、Yahooのトップかなんかになってました。登るのもだめだけど、上からのぞき込むのも駄目だからね。


とりあえず下山して再び路面電車に乗ります。
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警察署前16:43発→道後温泉16:51着 伊予鉄道松山市内線3系統 モハ2100形

湘南色みたいな塗装の路面電車で道後温泉へ。

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からくり時計の周りに人が集ってたんですが、ちょうどいい時間なのね。

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数分待って御開帳。夏目漱石の坊っちゃんの登場人物がモチーフらしいんですが、ごめんなさい、そもそも坊っちゃん読んだことないです・・・。

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時計も見たんで温泉の方へ。

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ついに来ました道後温泉。いやなんつーか、想像以上にこの建物だけぽつんと残された感じでびっくり。

前日がサンライズのシャワーだったので、ここでしっかり汗を流してきました。


ほんで、ここからは松山市駅の方へ向かいます。
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道後温泉17:37発→松山市駅前17:57着 伊予鉄道市内線3系統 モハ2100形

今度はDyDoのラッピングバージョンで市駅へ。

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JRとは全然規模の違う伊予鉄道の松山市駅。東急ハンズが入ってますね。



さてさて、私は今、愛媛県の松山にいるわけですが、今日の宿(と言っても予約はしてないが)は広島です。

四国の愛媛から本州の広島へ行くには、鉄道なら一度瀬戸大橋まで戻って岡山経由で行かなければなりません。さすがにそれは面倒。

陸路の最短なら、今治辺りまで電車で戻って、高速バスでしまなみ海道を渡って、福山辺りからまた電車ってルートもあるでしょう。


でも、もし海を一直線で越えられたら・・・。ということで、次の移動手段はフェリー。

そのために、伊予鉄道でまずはフェリー乗り場へ。


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伊予鉄道も切符は白い奴。そしてパンチ・・・・というよりただ穴をあけただけ!?

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ホームには京王井の頭線が止まっていました。渋谷も吉祥寺も今回は行く気ないんで、この電車には乗りません。

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おっとこれは富士急でよく見かける車両じゃないですか。僕絶叫マシーンに乗りに行く気はしないのでこれもパス。よくよく考えたらこいつも元京王か。

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松山市18:15発→高浜18:36着 伊予鉄道高浜線 610系

大手からの転属じゃない、伊予鉄道自社発注の610系で高浜へ。


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鉄道線と軌道線の平面交差。日本だとここだけみたいです。

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どこだか忘れましたが、めちゃめちゃ海が近くなりまして、終点の高浜に到着。

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ちょっとだけバスに乗りまして、松山観光港へ。

つづく。

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