3月11日午後2時46分。三陸沖を震源とする、M9.0の日本至上最大級の大地震、2011年東北地方太平洋沖地震が発生しました。
震源から随分離れた私の住む場所でも、震度5強を観測するなど、関東地方も大きな揺れに襲われ、コンビナート火災や液状化現象が発生した場所もあります。
さらに地震発生から数分後には、東北地方や茨城、千葉県などの太平洋沿岸に大津波警報が発令され、広い範囲を巨大な津波が襲い、多くの犠牲者が出ました。
また、重油が引火し、あちこちで火災が発生、さらに福島の原発も被害に遭い、今でも予断が許されない状態になっています。
東北地方に比べれば、関東なんて何も無かったような場所ですが、それでも地震発生からしばらくは、

安全確認や電力不足で電車が多くの区間で終日運休。
さらに計画停電が行われ、

駅前も真っ暗(※一応片側2車線の道路です。)
そして電車も運行区間も広がりましたが、

遅れや運休があるため、電車の運行情報は常に10ページ越え。最近はこれしか表示していないような……
さらに、計画停電が終わっても、電力が不足していることに変わりはなく、

自販機の照明も消灯。
ここまでしているのに、石原都知事は、時間帯で冷却機能を止めろとか言っていましたね。
被災地の復興のためには、まず被災していない地域の人たちが頑張らなければならないのに、関東地方はどこか暗いのです。
このままでは、私達も多少なりともストレスになってしまうのではないでしょうか?
ストレスが溜まれば、冷静な判断ができなくなったりして、結果的に被災地に迷惑をかけたり、被災者たちの心に傷をつけてしまう行動をしてしまうのではないでしょうか?
そう思い、気分転換のためにも、一時は中止した大阪への旅を決行したのでありました。
次から本編を書きます。






















