
仮上り線転線が完了し、仮上りホームが使用開始になった春日部駅。

旧上りホームは閉鎖され人の影はなく、仮ホームが旧ホームに隠されるように存在しているため、かなり寂しい雰囲気になっていました。
んで、今回仮上りホームの使用開始も大きなニュースですが、そもそも上り線が仮線に転線と言う事柄も大きなニュースです。
なので電車に乗ってその様子を見てみることに。

まず春日部駅出発直前の前面展望。右奥の線路が仮上り線で、右手前の途切れてる線路が旧上り本線と待避線。
仮上り線から下り線方向に分岐した線路が見えますが、まだ途中で途切れた状態。未明の工事では接続させず、支障になる旧上り線の線路を撤去したところで終わっていますね。
最終的にどのように接続するのか不明ですが、現場えげつない曲線を描いて下り線方向に線路が伸びています。

春日部を出発して、開かずの踏切を越えようとしている場所。
開かずの踏切の先で仮線は一旦終了し、曲線部へ。

曲線の途中から再び仮線に転線した区間に入ります。
この辺りまで画像の左側に水路があり、高架線はその水路上に被るように設置されるのか、仮線はちょっと不思議な線形になっています。

国道16号の高架橋が遠くに見え、古隅田川をわたる手前で仮線区間は今度こそ終了。
北春日部駅で折り返します。

ところで北春日部駅西口って、住宅街から田んぼゾーンを挟んで住宅地と、駅前にしては不思議な景色になっているんですが、どうやらこの間に挟まれた田んぼエリアも宅地開発されるみたいです。
春日部、北春日部と二駅連続で大規模な開発が行われることになりますが、人口減少が止まらない春日部に人を呼ぶことはできるのでしょうか。期待と不安、どちらもありますね。

折り返して上り電車に乗車。

仮の物ですので仕方ないとはいえ、なかなか無理やりな線形ですね。曲線部の内側への仮線敷設というのはなかなか難しいものでしょう。
この先は曲線がきつくてほとんどまともに撮れず。
最後に

春日部駅の南側を一枚。
この辺は仮ホームや跨線橋からも見えますね。上りで春日部駅を出発すると、すぐに仮線が終わるイメージです。
この先、伊勢崎線下り、野田線上下線と仮線転線が待っています。
だいたい2〜3年ぐらいでしょうかね。
その後にいよいよ高架橋の工事。
まだまだ時間はかかりますが、それほど遠くない未来と言うところまで来ました。
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