2025年10月
末期色消滅へ...山口エリアに新型車「Kizashi」導入へ!

JR西日本は、山陽本線の山口エリアに45年ぶりに新型車両を導入すると発表しました!(JR西日本のプレスリリース)
岡山、広島で活躍中の227系がベースとなりますが、デザインは山口エリア独自のものとなり、名を「Kizashi」と言います。
古語で「山口」は「物語の始まり」や「前兆」を意味するようで、そこから「Kizashi」という愛称が付けられたようです。
兆しやら前兆って聞くと、どうしてもガセ臭く感じてしまいますね。パチンカスでスロッカスで申し訳ない。

Kizashiの導入により、ついに山口エリアからも末期色が消えていくことになります。
国鉄型車両が消えていくことももちろん寂しいのですが、末期色という色自体が消滅することに寂しさを覚えます。

末期色という酷い名称で呼ばれ、自分もそれで呼んじゃってますけど、瀬戸内地方の豊かな海に反射する陽光をイメージして導入された地域色なんですよね。
単一塗装によるコストダウンや地域色が導入された車両がボロいこともあり、マイナスイメージの強い塗装になってしまいました。
今回導入のKizashiは、夜明け前の漆黒と、差し込む陽光の金色でイメージされており、陽光の部分だけ末期色の遺伝子が引き継がれてそうで、けど金という輝かしい色に昇格しています。
末期色と言うある意味一時代を築いた色、車両が消えるのはほんとに寂しいですが、広島に227系が導入されてから10年も経過していることを考えると、ちょっと導入が遅すぎたぐらいかもしれませんね。

鉄道コム
【サステナ車両】東急9000系は西武7000系へ!

西武鉄道のサステナ車両第二弾、元東急9000系の車両形式とデザインが決定しました!(西武鉄道のプレスリリース)
西武9000系が既に存在するため、形式は西武7000系に。
デザインの方は、側面の配色等に変更があるものの、

サステナ車両第一弾の8000系と同じく、西武鉄道のコーポレートカラーを市松模様にしたものが採用されるみたいです。
なかなかサステナ車両が増えていかないので、4000系とかが置き換えられていく未来がまだ想像できないのですが、あと5年でVVVF化率100%が目標ですから、そろそろサステナ車両導入のペースも上がるかもしれませんね。

鉄道コム
松本駅から通称「松本おばさん」が11月に消滅へ...
JR東日本、24年度のご利用の少ない路線収支公表!

今年もこの季節がやってきました、JR東日本のご利用の少ない線区の経営状況の開示。
23年度は久留里線の末端部が営業係数が13000を超えてトップで、翌月ぐらいには廃線の方針報道が出ました。
その久留里線は昨年度の営業係数は6,694とかなり改善されてます。
営業費用が3500万円ぐらい削減され、運輸収入が3倍に増えてるんで、係数の方はかなり改善。
なお、運輸収入3倍と言っても300万円。2億超えの赤字です。
24年度は陸羽東線の鳴子温泉から最上までの区間が22000超えと言う、芸備線や木次線と言う大御所に肩を並べる数値を叩き出してるんですが、災害によるバス代行なんですよね。
被災からの代行バスってところを除くと、営業係数最大は飯山線戸狩野沢温泉〜津南の10,316です。
そしてこれは朗報でしょうか、23年度まで経営状況の開示対象の平均通過人員2000人/日未満であった羽越本線の秋田〜由利本荘間が、2000人/日を超えたようで24年度は対象から外れてます。なお18.7億の赤字です。
細かく23年度と比較すると、改善されてる路線もあれば、羽越本線の村上〜鶴岡間のように、費用が60億の大台を超えて、赤字額も50億の大台を突破と悪化してる線区もあり、これらの線区の赤字額の合計は790億円と、昨年より30億円以上膨らんでるようです。
アンチJR東日本で、来年の運賃値上げに散々文句垂れてた勢力とかに、この収支報告をよく見てほしいですね。
まさかと思うけどその勢力ってローカル線存続派じゃないですよね?
JR東日本でも、これだけ赤字路線を抱えながら経営していると言うことを、鉄道ファンなら知っていてほしいです。

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